タクシーアプリはタクシーを利用する日本人におすすめできるスマホアプリです。
筆者は
・タクシー運転手として乗務していた経験。
・タクシーに乗るお客さんとしての体験談。
両方の立場から上手にタクシーを利用する方法を記事にして公開しています。
「電話で間に合ってます」
「常連だから電話したらすぐ来てもらえるんだよ」
そんなヘビーユーザーの方ばかりじゃないタクシー業界。
旅先や普段タクシーを使わない人にとっては利用するのをためらってしまうこともあるのでは?
そんなあなたは
今回の記事で紹介するタクシーアプリの便利な点と改善点を見てみてください。
きっとタクシーに乗るハードルが下がると思います。
タクシー配車アプリと電話での配車予約【徹底比較9番勝負】
タクシー配車アプリの便利な点と改善が求められる点をそれぞれまとめてみました。
タクシーを呼ぶのに配車アプリと電話での予約がともに利用できる現在の日本のタクシー業界。
それぞれの良さを活かして使い分けることが最適解だと思います。
どんなときに使い分ける必要があるのかぜひご覧ください。
タクシー配車アプリが電話よりも便利な点5つ
タクシー配車アプリのすぐれている点を5つ紹介します。
・配車アプリなんて必要ないって思っている方
・インストールするか迷っている方
今の時代は電話でのタクシー予約だけじゃないってことを配車アプリでぜひ体験してもらいたいです。
①タクシーを頼むのに話さなくて良い
配車アプリをスマホに入れておけば電話での説明がいりません。
電話でタクシーを頼むのには住所や名前、電話番号などを伝えることが必要です。
電話でのやりとりが苦手な方にはスマホの配車アプリがおすすめ。
配車アプリをスマホに登録するときは個人情報の入力が必要です。
でも必要なのは一度だけ。
一度登録するだけで全国の配車アプリと提携しているタクシー会社が配車依頼できる対象になるんです。
登録だけなら無料、
かかる料金はタクシーに乗った時に払う金額のみ(お迎え料金とメーター料金)。
かなりスマートなサービスを実現していますよね。
:注意:エリアによっては配車依頼料(100円ほど)がかかる地域もあるようです。アプリ利用時にご確認をお願いします。
②1回の配車依頼で複数のタクシー会社が候補になる
配車アプリでタクシーを依頼すると近くにいる提携タクシーが選ばれる。
上記の記事にも書いてありますが、配車アプリによって契約しているタクシー会社は違います。
例えば、配車アプリ「GO」
「GO」なら名古屋市内の10社のタクシー会社と契約(提携)。
「GO」を使って配車を依頼すると10社のタクシー会社の中から一番はやく来てもらえるタクシーを呼べるってことになるんです。
電話だと同時に10社に電話をかけるなんてできません。
③予約をしたタクシーがどこにいるのかわかる
タクシーの配車が確定したらスマホの地図上に予約したタクシーが走っている絵を見ることができる
電話でタクシーを予約した場合、向かってくるタクシーの情報は確認できません。
こちらに到着するまで「いつかな、まだかな」と待つのみ。
出発準備もあるし電話してからタクシーがこっちに到着するまでの時間の目安が知りたいですよね
配車アプリで依頼した場合は、スマホの画面にタクシーの今いる場所が表示される仕組みになっているんです。
そのため「いつかな、まだかな」と待つのではなく、スマホを見れば「おっ、そろそろ来るね」とわかるんですよ。
配車アプリならタクシーがなかなか来なくて電話をかけて確認するなんて手間がいりません。
➃運転手とアプリ内でチャットができる
配車アプリのサービスで運転手と連絡がとれるチャット機能があります。
お店の前とか、マンションの前とか見つけてもらいやすいような情報を入力できるんですよ。
電話の予約でも伝えることはできますが、配車センターの担当ではなくて運転手さんにメッセージを送れる点がGOOD!
わかりづらい場所とかだとちゃんと来てくれるか不安ですよね。
チャット機能は便利なので配車アプリのメリットとなっています。
アプリを使う側も運転手さん側も頼れる機能なので使いこなしたいですよね。
⑤アプリの地図上で配車ができるエリアが確認できる
配車アプリで来て欲しいエリアを選べば「来てもらえる場所なのか」がわかる
上のサンプル画面上では「近くに車両がありません。場所を変えて再度お試しください」との表示が出ています。
タクシー会社じゃなければ「配車ができるエリアなのか、できないエリアなのか」なんてわかりません。
タクシー会社にかたっぱしから電話をしても、配車がダメなエリアだった場合はあきらめるしかありません。
配車アプリなら電話をかけまくることなく「配車ができない」との答えがわかるので手間いらず。
【改善が必要】タクシー配車アプリの不満点・デメリット
タクシー配車アプリを使う際に注意すること。
電話予約より劣る点など。
タクシー配車アプリの改善が必要なことを4つにまとめてみました。
ダメな点を知ることで配車アプリをかしこく使っていきましょう。
①日本の電話番号の登録が必要で日本人向けのサービスになっている
ちょっと前(2023年7月上旬)にSNSで話題になったことがあります。
電話番号の入力ができなくて配車アプリに登録できない
配車アプリの登録に必要な電話番号が日本の電話番号のみになっているとのこと。
外国からの旅行者などは日本の電話番号を持っていないため、配車アプリに登録することができないとか。
アプリが使えないのなら電話にての予約が必要になってしまいます。
日本語での電話の対応など、ハードルが高そう。
配車アプリの改善が待たれる点ですね。
2023年9月
タクシーアプリ「DiDi」がアプリをアップグレード。
海外の電話番号・クレジットカードでも利用可能になりました。
②アプリ起動中のスマホの電池に注意が必要
タクシー配車アプリを使うときにはスマホの電池がどれくらい残っているか確認が必要!
アプリ起動して
タクシー呼んで
タクシー乗って料金の支払いまで
スマホが使えることが必要です。
電話での配車なら電話で予約が確定したらスマホの電池がなくなっても大丈夫。
配車アプリの場合はスマホ決済するまでスマホが使えることが理想です。
③2台以上のタクシーを同時に呼ぶことができない(追記あり)
複数人でタクシーを頼みたいときに2台以上の配車予約ができない
友達同士のタクシー移動ならそれぞれで配車予約をすれば問題ないかもしれません。
ただ
仕事で複数のお得意様にタクシーを呼びたいなんてときに困りますね。
今のところ、2台以上のタクシーを呼びたいときは電話予約が最適な方法となります。
【2023年12月から】
・タクシーアプリ「GO」が新機能を発表しました。
▶3台まで同時にアプリで配車可能。
▶『GO BUGINESS』を利用していると10台まで呼べる。
■注意■
新規登録後すぐには利用できない機能となっています。
アカウント登録後に一定期間経過したお客様が対象となるとのこと。
タクシー使う予定があるなら早めにスマホにダウンロードしておかねば!
詳細は公式HP「GO《ゴー》」
からご確認ください
➃すべてのタクシーが対応しているわけではない
配車アプリを契約していないタクシー会社があることも知っておきたいところ
上記に名古屋市で使えるアプリで7つ紹介した記事があります。
ただ、アプリによって契約している会社は変わります。
すべてのタクシー会社がすべての配車アプリと提携しているわけではありません。
あなたがタクシーを頼みたいエリアでは電話をした方が早くタクシーに乗ることができるかもしれません。
【まとめ】タクシー配車アプリをかしこく利用しましょう
電話の手間をなくしたタクシー配車アプリ。
シンプル&スマートに使えるすぐれものです。
タクシーに乗るためにタクシー会社に電話をかけまくる必要がありません。
1⃣スマホのアプリを起動して
2⃣タッチして配車の依頼をすれば
3⃣いくつかのタクシー会社の車両から一番はやく来るタクシーを呼ぶことができる
今回は便利な配車アプリの改善が必要な点も記事にしてみました。
不便な部分を知っておくことで電話での予約と使い分けることができます。
今後も配車アプリの機能は進化していくと思います。
便利な機能を使いこなしてかしこくタクシーを利用していきたいですね。