コンサートやスポーツ観戦でタクシーに乗りたいのに呼べないこと多くないですか?
電話してもつながらない
電話がつながっても配車できない
近くのタクシーは予約車かお客さんが乗車中
普段、乗るつもりがないときは空車ばかりを見かけるのに自分が乗りたいときに限ってつかまらない。
忙しいのはわかるけどひどすぎない?
そんな都合の悪い状況がなぜ起こるのか?
上手にタクシーをつかまえる方法はあるのか?
タクシー運転手の経験がある筆者が解説していきます。
【コンサート・スポーツイベントなど】タクシーがつかまらない理由4つ
以下にタクシーがつかまらない4つの理由をまとめています。
理由がわかれば乗車できる確率が上がるはず。
あなたが知っているようで知らなかった情報があるかもしれません。
サクッと読めますのでぜひご覧ください。
理由1⃣:イベント主催者からタクシー会社に協力要請が入る
コンサートなどイベント時はイベント主催者からタクシー会社に協力の要請が入ります。
・タクシー乗り場に数台待機してくださいとか
・イベントスタッフが乗車するので数台用意してくださいとか
まとめて数台から10台以上とか予約が入ることも。
そのため、フリーのタクシーが普段よりも激減します。
一般のお客様は激減したタクシーの奪い合いになるために電話しても予約が取れない状況が発生することに。
理由2⃣:定期の仕事をするタクシーもいる
コンサートなどがある日も日常的にタクシーを利用しているお客様。
・夜の仕事の人たち
・仕事終わりに会合などで利用する会社員
・医薬品会社とお医者さん
・買い物帰りのマダム
上記のような定期的に入る予約で働くタクシーがいます。
そのため、タクシー全車がイベント会場へ向かうことができないわけ。
また、イベント嫌いなタクシー乗務員も一部いるみたいです。
イベントは待機時間が長かったり、
渋滞していたり、
運転手によっては営業しにくい状況を敬遠してしまいます。
理由3⃣:イベント会場に行くまでに別の仕事につかまる
フリーのタクシーがイベント会場へ向かう最中は「空車」表示で走行しています。
「空車」のために走行中に電話予約を受けることができるし
歩行者が手を挙げてタクシーに乗車することもできるわけです。
そのため、多くのお客様が見込める会場にたどり着けないタクシーがいることも覚えておきましょう。
理由4⃣:補償はないので1回仕事したら戻ってこない
イベント会場の仕事は通常よりも時間がかかります。
タクシー乗り場で並んで乗車していただくまでの時間。
会場から出るのにも渋滞でなかなか進みません。
1回目のお客さんを乗せたときの状況を考慮して2回目は仕事なさそうだなって。
そんな判断をして会場まで戻ってこないことも。
イベント会場は基本的にタクシーだけじゃなくて一般車もたくさんいるため渋滞していることが多いです。
時間がかかるし次のお客様がいる補償もありません。
タクシー乗り場に並んだからといって稼ぐことができるとは限らないんです。
配車センターが電話を受ける時、会場から遠くのタクシーを配車することはしません。
イベント会場近くにいるフリーのタクシーがいなければつかまらないわけです。
【必見】イベント時のタクシー配車裏技
以上、タクシーがつかまらない4つの理由を挙げてきました。
参考になりましたか?
ここでは
イベント時にタクシーがつかまらなくて困ったときにできる裏技を紹介します。
うまくいく保証はありませんが
こんな方法もあるんだなと参考にしてもらえると幸いです。
✅イベント会場からひと駅分からふた駅分離れてタクシーをつかまえる
たとえば
名古屋市のバンテリンドームの場合、
地下鉄の今池駅や千種駅などちょっと離れたエリアに行くと普段流しで営業しているタクシーや駅で待機しているタクシーなどを利用できる可能性があります。
予約エリアが会場から離れたおかげで電話やタクシーアプリで予約ができる確率が上がるので参考にしてみてくださいね。
地方でタクシー配車をしてもらえなかった話
私がこの記事を書いた理由は愛知県外にイベントに行ったときに
タクシーの配車をしてもらえなかったことがあったからです。
イベント後に会場までの配車依頼を電話でしたんですがタクシーがいなくて配車できませんとの返事をもらいがっかりした思い出。
その時は、歩いてみつけたバス停から目的のホテルまで運よく移動できました。
自分が帰りのルートを考えずにいたのも悪いですが大変な思いをした覚えがあります。
この日、ホテルに着いてびっくりしたのは
周りに「空車」のタクシーがたくさん走っていたこと。
「タクシーはいた。」
配車はしてくれなかったけどタクシーはいました。
なんだかね、タクシーって需要と供給のバランスがおかしいって思った思い出です。